木材チップでマルチング

マルチとして株元に敷くための木材チップを持ってきてもらいました。隣町の産廃業者さんでいつも購入し、運搬までお願いしています。建築物解体で発生した木材や、雑木の伐採ゴミなどが主体の木材チップです。

ブルーベリーは木材やバーク(樹皮)チップと相性が良く、実際にマルチや用土として使っている方が多いように思います。こちらで実践中の「ど根性栽培」でも苗木の植え付け時にかなり分厚いマルチを木材チップで施すことが提唱されています。

約3年前の2020年4月、定植時に敷いたペール缶4杯分の木材チップは完全に分解され土へと還元されました。その土はフカフカでいい感じ。

木材のマルチングには様々メリットがありますが、最大の目的は乾燥防止だと思います。まだ根が張っていない幼木の定植時には必要だといえるマルチング。でもちょっと成長した露地植えブルーベリーはおそらくチップなしでも水切れで枯れるということはないはず。


そこで新たに木材チップを追加補充するときに、ちょっとメリット、デメリットを整理してみました。

木材チップのメリット

・乾燥防止

・保温、保湿

・雑草抑制

・分解後の土壌改良材として

・ブルーベリーの根と共生する菌にとって適した環境(らしい)で成長促進

・見た目がいい(主観的)

木材チップのデメリット

・外部から持ち込む必要あり

・お金がかかる

・人力だと作業的に結構大変

・中途半端な量では目的を果たさない

・チップの木の種類によっては成長阻害物質を出す可能性

・保湿環境により果実の味がぼやけないか?

まだまだあるかもしれませんが、ちょっと思いついた感じだけでもこれだけありました。

整理してみるとメリットもデメリットも結構ありますが、総合的にどちらが良いのか、ゆくゆくは不要なのか入れ続ける必要があるのかはっきりしないところが多々あります(経験が浅いゆえ!)。

そこで今回は畑全体の約半分に木材チップを施し、もう半分はチップなしの刈草による草マルチのみで違いを比較してみたいと思います。木の成長、草管理のしやすさ、実の味、ここを重点的に観察してみます。

↑ チップを撒きました。 ちょっと見た目的には、っぽくなりますかねー笑

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