栽培法の話 ~ど根性栽培~

ブルーベリーの栽培につきましては、千葉県木更津にあるエザワフルーツランドの江澤貞雄さんが提唱している「ど根性栽培」にのっとっています。

簡単に説明すると、あまり土壌を改良せず、できるだけ水はけの良い土地を選び、そこに直接、ブルーベリーでは強い品種であるラビットアイ種を植え付けます。しかもクワやスコップで、ポット苗の大きさの穴を掘りそこに植え付ける(はめこむ?)だけ。その上に少量の有機肥料と、酸度調整のための硫黄紛をまき、乾燥防止のために木材チップを敷きます。
それからは一度も水やりをしないというのが鉄則で、それにより根が地中深くまで水を求めて強く張っていくというもの。
肥料で大きくするのではなく、剪定で育てるというのもポイントで、幼木のころから剪定は強剪定をすることで成長を促します。

栽培を始める前、ど根性栽培の教科書でもある「ブルーベリーをつくりこなす」を読み、果たして本当にこれで育つのか?ということで、直接江澤さんを訪問し指導を受けましたが、やはりお話されたことは本の内容と同じでした。
ど根性栽培で育てられたであろうエザワフルーツランドのブルーベリーの木は、迫力を感じるほど立派で本数もすさまじいのでまさにブルーベリーの森でした。

2022年9月現在定植してからこのやり方で2年半、ゆっくりではありますが着実に成長しており、改めてブルーベリー(ラビットアイ種)の強さを実感しています。

ど根性栽培、比較的スパルタ?な栽培法かもしれませんが、その土地土地に強く根ざして成長させるにはもってこいのようです。

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